車を相続したら|手続きや相続税評価について

公開日:2021-10-25

さいたま市浦和・大宮を中心に相続税のご相談を承っています。埼玉あんしん相続相談室です。

相続の際、遺産というと預貯金や不動産などを想像する方がほとんどかもしれませんが、亡くなった方が持っていた車も相続の対象となります。

今後、その車を誰かが使う場合、相続の手続きが必要になります。また、売却や廃車をするとしても手続きが必要です。

車を相続した際の手続きと、申告に必要な車の評価について解説します。

 

相続する車の所有者は誰なの確認する

の相続手続きでは、まずその車の所有者を確認します。

亡くなった方が乗っていたからその人の所有のはずと考えるかもしれませんが、車を販売店のローンで購入していた場合、そのローン会社が所有者となり、亡くなった方は使用者という立場になります。

車検証に誰が所有者なのか記載があるので確認しましょう。

もし車のローンが残っていた場合

車のローン返済が終わっていない場合、相続人がローンを引き継ぎます。

相続人が車を使用する場合はローン引継ぎが認められますが、返済できるかの審査を受けることになります。

車を使用しない場合はローン会社に引き渡しますが、車の処分価格が返済額に満たない場合は不足分を支払う必要があります。

 

車の相続手続き方法

所有者が亡くなった人で、車を相続する人が決まったら、相続手続き「名義変更」をおこないます。

手続きに期限はありませんが、任意保険に加入できなかったり、将来、売却や廃車を検討する際に手続きが複雑になります。

名義変更はできれば早めに済ませておいた方が良いでしょう。

車の相続手続きは、普通自動車なら車を相続する人の住所を管轄する運輸支局か自動車検査登録事務所で手続きを行います。

遺産分割協議をした場合は、遺産分割協議書も必要になりますので、書類の確認はきちんとおこないましょう。

また、軽自動車の場合は、軽自動車検査協会の事務所で手続きを行います。普通自動車の手続きよりは比較的簡単ですが、必要書類は確認してから手続きをおこないましょう。

自動車保険の名義変更は忘れがち

車の名義変更だけではなく、自動車保険の名義変更も忘れずに手続きしましょう。

保険の名義変更をせずに、万が一、事故を起こしてしまったら、補償を受けられないかもしれません。
自賠責保険や任意保険など、保険会社に連絡して手続きを進めましょう。

 

車の相続税はどうやって計算するのか?

車の相続の遺産として、相続税の対象となります。

車の価値は、亡くなった日の取引価格を調べて評価します。

例えば、インターネットで車種や状態、年式など似ている車の買取価格を参考にしたり、中古車販売業者に査定を依頼することもあります。

財産の評価については、相続する遺産が車以外にもあったりするので、相続税に詳しい税理士などに依頼して正しく評価してもらった方が安心です。

 

まとめ

車の相続手続きは難しいことはありませんが、その車を亡くなった方以外にも運転されることが多々あると相続財産としては見落としがちです。

税理士などに相談した場合は、どのような遺産があるのか順番にヒアリングしながら確認します。その後、正しく評価し、税務署へ相続税申告をおこないます。

また、手続き等についてもご自身でできない場合は、パートナーの行政書士など紹介してくれます。

まずはお近くの相続相談室へお越しください。

 

埼玉(さいたま)浦和で相続税相談ならお任せください!

お問い合わせはこちら→【埼玉あんしん相続相談室 お問い合わせメールフォーム

フリーダイヤル0120-814-340 ◆受付9:00~18:00

新着情報の最新記事

ご相談は無料です、お問合せ・ご予約はお気軽にどうぞ 0120-234-567 受付時間9:00-18:00 夜間土日祝日要相談 浦和駅から徒歩5分 ネットでの相談予約はこちら
  • 無料相談はこちら
  • 料金表はこちら
  • 新着情報はこちら