相続税の納税準備
納税について

相続においては、相続税を抑えたいという点に目が向きがちですが、納税資金をどのように準備するかも重要な相続対策のひとつです。
節税対策を重ねた結果、相続発生時に相続税を納付するための資金が不足してしまった・・・では意味がありません。
十分な現預金が確保できていれば問題はありませんが、財産の多くが不動産など換金しにくい資産で占められている場合には、事前の備えが欠かせません。
そのため、生前の段階から「納税資金をどこから捻出するのか」を考えておくことが重要になります。
納税資金の準備としては、将来の物納を想定した財産構成を検討することや、生命保険に加入して死亡時に保険金を受け取れるようにしておく方法や死亡退職金を納税資金に充てる方法などがあります。
相続税の申告および納付期限は、相続の開始を知った日の翌日から10ヶ月以内です。相続が発生してから短期間のうちに多額の税金を一括で納付しなければならないため、相続発生後に資金を準備することは容易ではありません。
実際には、相続税を納付するために不動産など大切な財産をやむを得ず手放すケースも少なくありません。
そのような事態を避けるためにも、相続税の節税対策と合わせて、納税資金の確保についても計画的に検討しておく必要があります。
埼玉あんしん相続相談室は適切な対策のために、相続専門家としてお話をお伺いした上でアドバイスいたします。
相続税の税率
現在の相続税は法定相続分に応じて取得したものと仮定して計算する法定相続分課税方式による累進課税制度と採用されています。
相続税の最高税率は55%と高く、相続財産の内容によっては想定以上の税額になることもあります。
| 課税標準 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 1,000万円以下 | 10% | - |
| 3,000万円以下 | 15% | 50万円 |
| 5,000万円以下 | 20% | 200万円 |
| 1億円以下 | 30% | 700万円 |
| 2億円以下 | 40% | 1,700万円 |
| 3億円以下 | 45% | 2,700万円 |
| 6億円以下 | 50% | 4,200万円 |
このような相続税を相続開始日から10ヶ月以内に納付する必要があるため、納税資金の準備を後回しにせず、早めに検討することが大切です。
円満な相続のために
円満な相続を実現するためには、現在の財産内容とその評価額を把握し、相続が発生した場合にどの程度の相続税が見込まれるかのか知ることが第一歩となります。
そのうえで、その相続税をどのように納付するのか納税資金を確保できているかを確認し、必要に応じて準備を進めていくことが重要です。
相続税対策は、節税と納税準備の両面からバランスよく検討することで、将来の不安を軽減することにつながります。
さいたま浦和の埼玉あんしん相続相談室では相続専門家として、お一人お一人の状況に応じた納税資金対策についても丁寧にご案内しています。














